大学院教育

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国際保健の分野で、フィールドワーカー、研究者、国際看護教員の3つの力を兼ね備えた人材を育成します

青年海外協力隊など、海外での経験を修士論文としてまとめて、修士号を取得しませんか?
海外ワーカーの経験がない方へは、その扉を開くお手伝いします。

フィールドワーカー

国際看護活動は、現地のヘルスワーカーや住民と協力して一緒に健康問題を解決するための方法を模索する一連の活動です。活動を成功させるには、社会情勢、国民性の異なる現地の人々と信頼関係を築き、円滑にものごとを運ぶコミュニケーション能力が不可欠です。フィールドワーク経験豊富な教員が指導します。
 

研究者

研究の基礎となる理論を学び、その知識と院生の興味をもとに、海外あるいは国内においてフィールドで調査を行い、その結果を修士論文あるいは博士論文としてまとめます。本学は、研究に優れた教授陣がそろっているだけでなく、国内随一を誇る看護学図書館と、外国人看護教員による英文添削体制が整っており、研究者としての第一歩を踏み出すのに最適な学習環境をお提供します。さらに、研究者には欠かせない、論文投稿、学会発表、助成金申請なども指導します。
 

国際看護教員

日本全国の看護大学が国際看護を講義や実習に取り入れています。しかし、国際看護を指導できる看護教員は多くありません。本学大学院では、希望者は、学部の講義や実習の補助をとおして、国際看護教員としてのノウハウを身に着けることができます。
 

3つの力

概要

フィールドワーカー養成

国際看護の基本は、その国・地域で、住民、患者さん、現地のヘルスワーカーと一緒に働き、住民のニーズに基づいたケア(People-centered Care)をその地域の人々と緒に実践することです。
日本で培った看護の知識・スキル・経験など、看護の専門性は活動に不可欠ですが、それらをそのまま外国に適用できるとは限りません。
一口に国際看護活動といっても、それぞれの国や地域によって抱える健康問題やそれを生じる社会的背景、看護職に期待される役割などは異なります。
海外で看護活動を行う者は、宗教や政治を超えて人々を理解し共感する心の豊かさ、問題を科学的に分析する力、文化や言語の違う人々と円滑な関係を構築するためのコミュニケーション能力、活動マネージメント能力、研究・活動資金を獲得する能力、活動を評価する能力、活動を広く知らしめるネットワーク、活動内容を論文としてまとめて学術的に貢献する能力などが求められます。
聖路加国際大学では、フィールドワークの計画、実践、評価、を実際に行うことで、国際的に看護活動に携わる専門家としての能力や態度を身に着けます。
 

 

研究者養成

国際看護活動を活動のみで終わらせず、そのプロセスや結果を研究としてまとめ上げることも重要です。科学的裏付けに基づいて活動計画をたてることで、より有益な結果が期待できますし、その結果を評価し、論文や学会で報告することで学術的に貢献することができます。院生一人一人の興味や経験を最大限に生かしたテーマを一緒に検討し、研究計画、実践、質的・量的研究法を駆使した分析、論文や学会での発表までを丁寧に指導します。
また、国際看護活動を安定して実践するためには、ファンドを獲得する必要がありますが、ファンド獲得のためのノウハウ、獲得後のマネジメントなども指導します。
 

 

国際看護教員養成

「将来、海外で就労したい」、「途上国でボランティアをしたいと」いう看護学生は年々増加しており、看護学生の学習ニーズは高まっています。そのようなニーズに応えて、国際看護が看護カリキュラムに取り入れられましたが、国際看護の歴史は新しく、教員が不足しています。国際看護教員には、大きく2つの重要な役割があります。①国際看護に関する講義と②海外実習の実施です。安全で教育効果の高い看護実習の実施を、実際に学部生の実習アシスタント経験を通して学ぶことができます