カソリック市川教会で実施された外国人向け乳がんトークには、乳がん患者2名、男性1名を含む15人が参加がありました。
乳がんについて勉強した後は、聖路加国際病院の乳がん専門認定看護師の金井久子先生から、乳房モデルを使った自己検診の練習。その後おやつを食べながら、乳がんについて語り合いました。
「市町村から検診の無料クーポンが来ていたが、検査が痛いので行かなかった」「日本人と違って、私達は病気になって初めて病院に行く。予防のために病院に行く習慣がない」「日本人の医療スタッフも片言でよいから英語を話そうとしてほしい」など、外国人の目線からの意見がきかれました。日本に定住している外国人は140万人います。日本で仕事をし、家庭を持ち、もちろん税金を払い、日本で生きている人たちです。日本語という難しい言語に阻まれ、日本での生活には様々な不便を感じながらも、日本で日本人と共に生きていきたいと考えています。そんな外国人の方々が、日本の医療制度を上手に利用して、健康を保持増進できるよう、活動を継続します。