在日外国人のヘルスプロモーション調査を実施しました。
景気の良かった80-90年代に仕事を求めて移住し、日本に定住した外国人の高齢化が進んでいます。多くは貧しい家庭出身の学歴の低い女性で、日本人男性と結婚した方たちもたくさんいます。日本で家庭を持ち、これからも日本で生きていく方たちですが、50代にさしかかり、がん、生活習慣病などのリスクを抱えています。いまだに日本語が十分できない方が多いうえ、健康や医療知識が不十分で、健康リスクを抱えています。今回、山形と千葉で簡単な健康調査と健康増進への関心についての聞き取り調査を行いました。高血圧、肥満、がん検診未受診などの方がたくさんいらっしゃいました。
来年度は、外国人が楽しく参加でき、自分で健康を守るための知識を身に着けられるようなヘルスプロモーションプログラムを外国人の方たちと一緒に開発し、実施します。